ルビオ国務長官、イランの通行料は「感染症のように広がる」と警告してGCC歴訪を終える
米国務長官はUAE、クウェート、バーレーン訪問を終えて米イランMoUを擁護。湾岸諸国は公式には連帯を示しつつも、履行に対して私的な懸念を維持
概要
米国のマルコ・ルビオ国務長官は6月25日、UAE、クウェート、バーレーンの外相と会談し、3か所のGCC歴訪を終えた。ルビオは6月初めに署名された米イラン覚書(MoU)を擁護し、GCC諸国の海上輸送を保護する通過保証が含まれていると主張した。イランに連動したホルムズ通行料が常態化すれば「感染症のように」他の要衝にも広がると警告した。GCC外相たちは公の場では連帯を示したが、テヘランの履行実績とワシントンの執行能力について私的には懸念を表明している。
なぜ重要か
今回の歴訪は、イランの圧力に最もさらされている国々にMoUを売り込む初の米上級外交努力である。GCCの信頼性は、合意の当事者でなかったサウジアラビアとUAEが鍵を握る。彼らの履行への姿勢が、MoUが数か月以内に維持されるか崩壊するかを決める。
注目点
- GCC諸国のいずれかがMoU枠組みへの正式な三者参加を要求するかどうか。
- テヘランの「感染症」フレーミングへの反応と、脅威と解釈するかどうか。
- ホルムズの海上保険料率が市場のリアルタイムの履行信頼性評価として。