台風メクカラ、22年ぶり最強の6月台風として日本に接近、ヒゴスとの合流予測も
沖縄本島に7メートルの高波と150ミリの降雨予想、26〜27日に本州南方で2つの熱帯低気圧が合体する可能性があり気象当局は予断を許さないと警告
Summary
気象庁は台風7号(メクカラ)を6月25〜26日にかけて北東方向へ追跡しており、その勢力は2004年以来最強の6月台風として日本近海に影響を及ぼすと評価されている。沖縄本島で7メートルの波高が予測されたことを受け、那覇空港は閉鎖、琉球諸島全域でフェリーが欠航となった。同時にフィリピン海から接近する台風ヒゴスは、6月26〜27日に本州南方でメクカラと合流する可能性があると予測されており、進路の不確実性が高まっている。気象当局は九州から関東平野にわたる住民に対し、6月28日まで土砂災害・河川氾濫・長引く大雨への備えを呼びかけた。
Why it matters
琉球諸島には西太平洋で最も高密度に米軍前方展開戦力が集中しており、沖縄の作戦機能が台風によって損なわれると、中国の海洋活動や北朝鮮に対する地域抑止態勢に影響が及ぶ。合体した台風が北東に進めば、東海・関東の工業地帯、半導体工場や自動車メーカー、そしてアジア欧州間のコンテナ航路の主要拠点である横浜港が打撃を受けるリスクがある。
What to watch
- ヒゴスがメクカラと合流するのが、メクカラが本州大陸棚上で勢力を落とす前か後か
- 6月上旬の雨による地盤飽和が進む西日本での土砂災害警報
- 横浜・神戸港のコンテナ混雑データ
- 那覇空港が6月28日までに再開できるかどうか