ベネズエラ北東部で連続地震、死者160人超。USGS、最終的な死者数が1000人を超える可能性を試算
ベネズエラ北東部で連続地震、死者160人超。USGS、最終的な死者数が1000人を超える可能性を試算
スクレ州でM7.2とM7.5が立て続けに発生。USGSのPAGERレッドアラートは死者数が1000人を超える確率を87%と推定
Summary
6月24日、ベネズエラ北東部スクレ州の沿岸を震源とする地震が2回発生した。最初のM7.2が世界協定時22時05分に、続いてM7.5が数分後に発生した。ベネズエラ市民保護当局は夜遅い時点で死者少なくとも164人、負傷者971人を確認した。USGSは最高ランクのPAGERレッドアラートを発令し、最終的な死者数が1000人を超える確率を87%と推定した。連続する揺れはクマナー沿岸一帯の建物を倒壊させ、道路に被害を与えた。カリブ海諸国から支援チームが動員されていた。
Why it matters
地震発生前からベネズエラのインフラは劣化しており、救助能力を制限している。USGSのレッドアラートは壊滅的な規模が想定される事象にのみ付与される稀な指定だ。死者数が1000人を超えれば、2010年以降の南米の地震では最悪規模の一つとなる。
What to watch
- 今後48時間にわたるベネズエラ市民保護省からの犠牲者数の更新。
- ベネズエラの政治的孤立を踏まえ、国際支援ルートが迅速に開かれるかどうか。
- 捜索救助活動の終了後に公表されるUSGS PAGERの最終的な被害規模推定。